日本財団 図書館


 

され、さらにファックスなどもオプション装備されることが多い、前述のとおり、これを任意装備機器として取扱えば、蓄電池給電は不要である。
また、米国に寄港する船舶は、VHF無線設備にUSCG/VTS用チャンネルの受信機を追加装備するなどの考慮も必要である。
さらに、義務装備機器についても、MF/HF無線設備の遠隔制御器、VHF無線設備の制御器、電話器、ベルの追加装備等構成の詳細について船主又は運用者に確認する必要がある。
(4)機器構成
以上の検討の結果をまとめると、A1〜A3水域を航行する総トン数500トン以上の条約船(貨物船)における無線システムの構成は次のとおりとなる。
MF/HF無線設備
(無線電話+直接印刷電信+DSC+DSC聴守装置) 1台
VHF無線設備(無線電話+DSC) 2台
VHF DSC聴守装置 1台
インマルサットA 1台(任意装備)
インマルサットC 1台(高機能グループ呼出受信機兼用)
ナブテックス受信機 1台
EPIRB 1合
レーダー・トランスポンダー 2台
持運び式双方向無線電話 3台
無線電話遭難周波数聴守受信機 1台
無線電話遭難周波数で送信及び受信するための設備 1台

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION